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『パパがサーカスと行っちゃった』

破天荒パパの話

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 エトガル・ケレット原作の絵本。単著として日本で出版されたケレット作品としてはこれが一番早い。見つけられた方、翻訳された方、出版された版元、みな慧眼である。

 パパがサーカスと行っちゃう話である。と言ってしまうと身も蓋もないのだが、パパの自由奔放さと、抗いがたいサーカスの魅力の前ではいかなる理屈も形無しであろう。

 みんなサーカスと行っちゃえばいい。