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その他日本語で読めるものとして、単行本未収録のものは
・「イスラエルにある別の戦争」(エッセイ)秋元孝文訳、『早稲田文学』2014年冬号
・「ハッピーエンディングな話を聞かせてくれよ」(サイイド・カシューアとの往復書簡)秋元孝文訳、『早稲田文学』2015年冬号
・「犬とエスキモー エトガル・ケレット、日本からの視察団と語る」秋元孝文構成・訳、『新潮』2018年12月号
長めのインタビューとしては日本語で読めるのは「犬とエスキモー」が本邦初。
「ハッピーエンディングな」は、イスラエルのガザ侵攻とともに高まった反アラブ人感情に危険を感じ、アメリカへと家族を連れて移住したイスラエルのアラブ人作家サイイド・カシューアとの往復書簡。同化しようと決意した国から憎悪を向けられるようになったカシューアの悲哀と、それになんとかハッピーエンディングをもたらそうとユーモアで包まんとするケレットの機微や優しさが読むものの心を打つ。
単行本に収録されたものとしては
・「創作」母袋夏生訳、「父の足あと」秋元孝文訳、『新潮』2014年3月号
・「パイプ」「若き作家の肖像」「公園の遊び場での対決」秋元孝文訳、『早稲田文学』2014年冬号
・「ブタを割る」「靴」岸本佐知子編訳、『コドモノセカイ』河出書房新社、2015年
・「ヒエトカゲ」秋元孝文訳、『すばる』2017年2月号